1日目は校庭でまちくさ探し。いつも見慣れた校庭ですが、思わぬところにまちくさを発見!2日目は校庭の地図にまちくさの写真をはって、「まちくさマップ」を作りました。
1日目 まちくさ探検・発表 2日目 マップ作り |
3年1組 20人 3年2組 20人 |
- さばくの中のクリスマスツリィ
- みつ葉兄弟
- がけの森
- もみじちゃん
- 家族がいっぱい
京都市立朱雀第七小学校
3年1組担任 古塚 睦美
「あっ、『まちくさ』見つけた!」
「こんなとこに『まちくさ』、いっぱいある!」
「ほんまや。すごーい!『まちくさ』の森やん!」
まちくさワークショップの次の日の子どもたちの会話です。
いつもは目に留めることもない『まちくさ』はよく見ると、形、大きさ、生え方など実にさまざまでとっても個性的です。その個性に気づき、おもしろいな!すてきだな!と感じたらそれにぴったりな名前をつける。ワークショップの活動を子どもたちはとても楽しみました。そして、楽しむ中で校庭の片隅で一生懸命生きている『まちくさ』の命に触れ、「みんなちがって、みんないい!」と感動しました。
道端の雑草に向ける子どもたちの目の輝きと温かさがたった一日で確実に変わったのです。子どもたちの感性に脱帽です!
京都市立朱雀第七小学校
3年2組担任 井上 正和
まちくさワークショップに参加してあらためて感じたこと、それは「子どもたちの発想ってすげえ」ってことでした。ネーミングのうまさはもとより、写真の撮り方や草の見つけ方にいたるまで、こちらがどうこう言うまでもなく(言わない方が明らかにいいですね・・・)自分たちで楽しみながらすすめていました。どうか、このまま伸びていってください。君たちのやわらかな発想がいつか世界をいい方向に変えるかもしれない。
京都市立朱雀第七小学校
校長 近藤 尚行
改めて普段の生活を振り返ると、「歩く」ということが本当に少なくなりました。家の周りとバス停までの往復などほんの限られた範囲です。ましてや、道の端に生えている草に目を向けることなどありません。でも、子どもたちの視線を通してみた「まちくさ」のユニークな姿には目を引き付けられます。逞しく見えるもの、コミカルに感じられるもの、儚げに見えるものさえあります。この活動を通して、小さなものにも目を向け、自然を慈しむ心が芽生えることを期待しています。
京都市立朱雀第七小学校
[所在地]京都市中京区壬生東土居ノ内町20
朱雀第七小学校は、京都市の中心部、中京区に位置しています。緑を大切にする校風で、校内ではいろいろな植物や野菜、稲などを大切に育てています。毎年夏になると校舎の南側ではゴーヤが3階までのびて、緑のカーテンが現れます。
[ホームページ] http://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?id=103503