3年生のみなさんは、班ごとにカメラを持って校庭に飛び出しました。日ごろ見慣れた校庭ですが、思わぬところにまちくさを発見!にぎやかな声がひびきました。
1日目 まちくさ探検・発表 2日目 マップ作り 3日目 松谷氏講演 |
3年1組 38人 |
- 【しま科】しましまアイランド
- 【木の周り科】わにの口ぱく
- 【かさ売り科】小さいかさ屋さん
- 【まあいい科】せま草(そう)
- 【メガネ科】鉄ぼう虫メガネ
京都市立朱雀第七小学校
3年1組担任 中山 博之
こんな狭い所からおじゃまします。あんな狭いところからおじゃまします。
僕たちおじゃましまっせは、せまいところからひょっこり顔を出すのが大好き。
狭いところは、ぎゅうぎゅう詰めで温かい。
寒い冬もこれならしのげそう。
ぼくたちおじゃましまっせを、運動場で探してみてね!
【ひょっこり科】おじゃましまっせ
京都市立朱雀第七小学校
校長 鵜飼 洋子
自然は私たちに多く語りかけてくれます。でも、こちらが足を止め、目を向けないと、そのことに気付くことはありません。この「まちくさみっけ」の取組では、子どもたちにその機会を与えてくださっています。立ち止まり、じっと見つめる。ここから、自然との対話が始まります。そして、言葉があふれ、心の豊かさをひきだしてくれます。感じたことを言葉にすることで、新しい発見があります。子どもたちの作品は、今の一人一人の思いの表れであり、どれも宝物です。
タネはオモロイし、不思議がいっぱい!
[京都府立大学客員教授 / 京都府立植物園名誉園長 松谷 茂(まつたに しげる)先生]
さて、君が頭の中で思い浮かべる「タネ」は、どのような形をしていますか、どのような色ですか、どのような味ですか?味、と聞いてなんで?イチゴの表面についている黒っぽい小さなツブツブのタネやトマト、キュウリのタネなど、結構よく食べていますよ。今晩の食卓に出てきたら、ぜひともタネを見つけてください。
植物は動くことが出来ません。がしかし、タネは風にのったり動物の毛に引っ付いたりして遠くまで動いていき、生育場所を広げます。アフリカに住んでいるゴリラのウンチを調べると、消化されなかったタネがいっぱい出てきて、植物の繁殖につながっているそうです。
ひっつきむしのオオオナモミからマジックテープが、アルソミトラ・マクロカルパの飛んでいる姿を見てグライダーが発明されました。ガマのタネはタンポポよりもフ~ワフワでしたね。
タネはオモロイッ!
京都市立朱雀第七小学校
[所在地]京都市中京区壬生東土居ノ内町20
朱雀第七小学校は、京都市の中心部、中京区に位置しています。緑を大切にする校風で、校内ではいろいろな植物や野菜、稲などを大切に育てています。毎年夏になると校舎の南側ではゴーヤが3階までのびて、緑のカーテンが現れます。
[ホームページ] http://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?id=103503