2019年10月15日
今回は三千院でのまちくさみっけ。天候にも恵まれとても気持ちのいい秋晴れの中、すばらしいお庭でまちくさを探しました。
実は、大原小中学校のみなさんとワークショップを行うのは3回目。お兄さんお姉さんにも負けない、個性的なまちくさを見つけてくれました!
実は、大原小中学校のみなさんとワークショップを行うのは3回目。お兄さんお姉さんにも負けない、個性的なまちくさを見つけてくれました!
まちくさ探検・カード作り・発表 | 3年生 7人 / 4年生 4人 |
- クマのきりかぶ
- きのこのきょうだい
- うずまきだいじゃ
- 【うき科】カッパの頭
- 左のつのを見ているしか
京都市立大原小中学校
校長 石飛 聡
全ての生き物には命がある。それは道ばたの草木に至るまで。そして全てのものには「存在していい」という価値がある。道に落ちている石ころ一つにも。子どもたちが、普段は見過ごしていた落ち葉やまちくさに心を寄せ、撮った写真に名前をつけるこの取り組みは、上記の大切な教えをも学ばせていただいたように思えた。それはきっとこの取り組みが、大原のお寺(三千院)で行われたことも影響している。このような環境や機会を与えていただいた皆さまに感謝したい。
三千院門跡
執事長 穴穂 行仁
秋晴れのもと、三千院の境内に大原小中学校のみなさんの元気な声が響きました。それぞれの視点でお庭の自然とふれあいながら、いろいろなまちくさを発見しましたね。
今日、みなさんは好奇心をはたらかせて自分のまちくさと出会い、豊かな想像力ですてきな名前を付けました。これからも、いろいろなことに関心を持ち、知りたいと思う心を大切にしてください。そして、相手のことを想像し思いやる気持ちをもって、友だちの輪を広げてほしいと思います。
三千院
[所在地]京都府京都市左京区大原来迎院町540
三千院は延暦年間(782‐806)に伝教大師最澄が比叡山東塔南谷(とうとうみなみだに)の山梨の大木の下に一宇を構えたことに始まります。明治維新後、現在の地大原に移り「三千院」として1200年の歴史をつないでいます。